コメルシー村のマドレーヌに憧れて

マドレーヌは、フランスはコメルシー村で生まれたそうです。その村ではたっぷり袋詰めされたマドレーヌを買ってきて・・家族で焼いて・・朝に、お茶にといただいく・・日常の景色にマドレーヌが溶け込んでいるのです。そんな風に気負わず、飽きずに食べられる味わいを探していました。

あるとき、楕円形の木箱に入ったマドレーヌをいただきました。そのスタイルはコメルシー村のパッケージだったので、期待も高まりました。食べてみると、すっと口解けがよくて、もうひとつ食べられそう・・これこれ!と思いつつ・・なかなか納得のいくレシピには出会えませんでした。

最近、オーボン・ヴュータンの河田勝彦さんのお菓子のレシピ本を買いました。
家庭で作るという前提がしっかりしていて、そばに先生がついて教えてもらっているみたいなポイントのあれこれも書いてあって心強い一冊です。早速、こちらのレシピでマドレーヌを作ってみることにしました。

卵の泡立て方・・溶かしバターの混ぜ方・・ひとつひとつ頷きつつ・・最後に焼成温度が40度も高くてびっくりでした。コメルシー村の特集番組でも、高温のオーブンに入れて後から温度を下げる様子があったのを思い出しました。家のオーブンは結構よく焼けるほうなので途中温度を下げたりしましたが、若干焼きすぎてしまったかも。でも、はじめて!!ぷっくりまあるくふくらんで、とてもうれしくなってしまいました。

甘みも油分も控えめで、食べるとほっこりとした気分になりました。おいしい焼き菓子が手近にあるとしあわせですね☆河田さんありがとうございました。


                                                  
                                                  
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